旅するアニメトロ

Over the rainbow, Over the dimension.

TARITARI

9月 1

[日記] 朝の江の島・午前の和田塚・午後の鎌倉、そして夜の江の島

先日の青い花×江ノ電フェア、翌週の TARI TARI スタンプ ラリーに続き 8 月の最終日、3 度目の江の島と鎌倉に行ってきました。

江の島 1day パスポートと鎌倉・江の島パス今回の切符は前回までと変えて、最初に新宿で小田急の江の島 1day パスポートを買い、藤沢へ。ここで JR の鎌倉・江の島パスを購入するという合わせ技にしました。この 2 枚を組み合わせると、江の島・鎌倉フリーパスの範囲に加え、湘南モノレールも乗り放題。そして江の島にある、サムエル・コッキング苑およびシー キャンドル・江の島エスカー・岩屋の 4 カ所が 1 日何度でも出入り自由になります。

江の島江の島 1day パスポートは藤沢~片瀬江ノ島間は乗り降り自由なので、JR の鎌倉・江の島パスは買いましたが、再び藤沢から小田急に乗り、まず片瀬江ノ島へ。人の少ない早朝のうちに、前回撮り損ねたり、人混みの中だった写真を撮り直しました。あと、3 回目の江の島にして初めて、旅するイエデンワを決行! 早朝ながら、サーファーの兄ちゃんにガン見されて恥ずかしかったです。

発信し TARI、着信し TARITARI TARI キー ビジュアル カットにて。発信し TARI、着信し TARI (クリックで拡大)。

ここで、ようやく先ほどの鎌倉・江の島パスを取り出し、江ノ電の江ノ島駅から和田塚に向かいます。終点の鎌倉の 1 つ手前、この駅は青い花 8 話「恋は盲目」で、杉本先輩にあきらが連れて行かれる甘味処があります。

無心庵クリームあんみつ門が線路に面し、レールをまたいで出入りするという普通では考えられない入り口も、江ノ電沿線ならでは。有名店のため日中は行列するそうで、この日は開店と同時の一番乗りで、作中に登場するクリームあんみつを堪能してきました。定休日や営業時間、その他のメニューはお店のサイトに記載があるので、訪れる前の確認をおすすめします。

北鎌倉駅浄智寺和田塚を後にした次は、再び江ノ電に乗り鎌倉へ。JR 横須賀線に乗り換え 1 駅、北鎌倉で降りました。ここは青い花 1 話「花物語」に登場するあきらの通学路と、TARI TARI で沖田紗羽の家のモデルとなっている浄智寺 (じょうちじ) の最寄り駅となっています。それぞれ反対の方角のため、双方を回るには少し歩きますが、駅前の特徴的な風景も意識しつつ、散策してみてください。

ここで困ったことに私は前記の通学路を経て、浄智寺に着いたところで急に体調が悪化…というのも実は前夜、撮影ポイントの下調べて寝たのが 3 時過ぎ、始発で出るため 4 時前起きと、30 分弱しか寝ていなかったのです。おかげで暑さにやられ気持ち悪くなってしまいました…。

江の島岩屋しかし熱中症の可能性も考慮し、スポーツ ドリンクを摂取しつつ江ノ電で座って江ノ島まで戻ったところ、何とか気分は回復。そして、そうと来れば TARI TARI スタンプ ラリー再び! すでに午後を過ぎ、スタンプの引き替えは 16 時半までですから、急いで江の島を回らねばなりません。さっきまでへばっていたのに、我ながら何をしてるのやら。

江の島エスカー幸いこの日は小田急の江の島 1day パスポートを買っていましたから、エスカーも乗り放題。このエスカー、以前はどんな乗り物かと思い、要するに江の島の頂上に至る有料のエスカレーターと知った時は、その料金への反抗心から毎回階段を駆け上がっていました。しかし今日はコンディション整わぬ体をむち打って階段を使わずとも、切符にコミの料金で何度でもエスカーが使える! 1day パスポートを買っておいてよかったです。

湘南江の島駅エスカーも使い、時間ぎりぎりで何とかスタンプ ラリーを終えた後は、JR の鎌倉・江の島パスを使い、TARI TARI 第 3 話「振ったり 出会ったり」に登場した湘南江の島駅より、湘南モノレールに乗車。

このモノレール、今回初めて乗りましたが、民家を眼下に走っていると思ったら木々の緑に突っ込み、トンネルあり高低差あり、しかも全線単線なのに速度も出すので、まるでジェットコースターのよう。鉄道趣味的にも、なかなか興味深い路線でした。

そしてモノレール乗車の目的は、西鎌倉駅から前回訪れることのできなかった、井汲さんの通学路の階段を探すこと…だったのですが、残念ながら見つけられずタイム アップ。湘南江の島に引き返しました。

さて、なぜ時間切れで引き返したかと言うと、この日は江の島岩屋が 18:00 までで、それまでに入場したかったから…なのですが、西鎌倉で油を売りすぎたため間に合わずorz 暮れゆく江の島の海で、途方に暮れる私…。

仕方ないので最後に、夜のサムエル・コッキング苑とシー キャンドルを見て帰ることにしました。8 月最後の今日まで、コッキング苑および島内は江の島灯籠を実施しており、さらにこの日は 3 年に 1 度程度訪れる、ブルームーンという同月中に 2 度満月の起こるタイミング。シー キャンドルから見下ろす相模湾の波に砕ける明るい月も、園内から弁天橋に至る帰途の灯籠の数々も、とても幻想的でした。

江の島シー キャンドルからの夜景 コッキング苑から見たシー キャンドル

江の島灯籠 1 江の島灯籠 2 江の島灯籠 3 江の島灯籠 4

昆明広場なにやら園内に中国様式の空間があり、これは何? と思ったのですが、藤沢市の友好都市である中国昆明市より寄贈された四阿 (あずまや) との事。

リボン シトロンそして園内の自販機で買ったリボン シトロンが、なぜかペルソナ 4 だった…。

目白山下江の島を去る際には、再び湘南モノレールに乗車。目白山下駅で下車し、TARI TARI 第 8 話「気にしたり 思いっきり駆け出したり」で紗羽が父親とタクシーで帰る道を撮って、本日は撤収。そのまま終点の大船まで出て、横須賀線で鎌倉に戻り、江ノ電で藤沢まで乗り通し小田急に乗るという、ずいぶん無駄な乗り鉄をしながらの帰路でしたが…。

  • TARI TARI 第 8 話 舞台探訪 (聖地巡礼): 目白山下駅周辺 (後日掲載)

いやはやしかし、舞台探訪においては訪れるポイントや順序に撮影角度などもですが、何より体調管理はきわめて重要ですね…今回それを痛感しました。せっかくのルートとタイムテーブルを構築しても、体を壊してへばっていては元も子もない。今後は、このようなことのないよう自己管理を徹底したい次第…。

8月 11

[イベント] 青い花×江ノ電フェアで江の島に行っ TARI、鎌倉に行っ TARI

7月28日より、8月12日までの期間限定で「青い花×江ノ電フェア」が行われているとのことで、放送中のアニメ「TARI TARI」も同じく江の島が舞台だし、もうフェアは 3 日間しかない! というわけで、10 日に行ってきました。

青い花×江ノ電フェア ポスター

思えばこの青い花は、聖地巡礼とか舞台探訪だとか言われる行為を始める遙か以前に、私が初めて作中の場所の存在を意識した作品だったかもしれません。そして、その世界観に惹かれ、いつか行ってみようと思いつつ幾数年。昨年より様々なアニメの舞台を訪れながらも、未だ未踏のままでした。そんな状況下、今回のフェア開催の情報。あの、花咲くいろはを作った P.A.WORKS の手による TARI TARI の放送も始まり、今行かなかったらいつ行くんです? と、今回ついに舞台へ足を運ぶ事となりました。

江の島・鎌倉フリーパス江ノ電 305F当日、まずは地元から小田急の新宿乗り継ぎの、江の島・鎌倉フリーパスを買い、藤沢へ。なにやら窓口で切符の購入と同時につり玉のスタンプ ラリー台紙をもらったので、ここで押してから江ノ電に乗り換え。やってきた現役最古参、青い花にもたびたび登場し、板張りの床もノスタルジックな 305F (編成) で江ノ島へ。

今回のフェアでは、江ノ電の全 15 駅それぞれに、青い花の名場面のポスターが掲出されています。すべて撮影してきましたので、以下に掲載します。駅により掲示位置がまちまちで、ラミネート加工の反射もあり見づらい写真ばかりとなってしまいましたが…。

藤沢駅石上駅柳小路駅
藤沢ポスター石上ポスター柳小路ポスター
鵠沼駅湘南海岸公園駅江ノ島駅
鵠沼ポスター湘南海岸公園ポスター江ノ島ポスター
腰越駅鎌倉高校前駅七里ヶ浜駅
腰越ポスター鎌倉高校前ポスター七里ヶ浜ポスター
稲村ヶ崎駅極楽寺駅長谷駅
稲村ヶ崎ポスター極楽寺ポスター長谷ポスター
由比ヶ浜駅和田塚駅鎌倉駅
由比ヶ浜ポスター和田塚ポスター鎌倉駅ポスター

江ノ島駅では、青い花のポスターに加え、つり球のポップも。さらに江ノ電には TARI TARI のポスターが掲出されている駅もあり、1 つの路線で同時期に 3 作品とコラボというカオス状態です。

つり球ポップ TARI TARIポスター

駅から片瀬海岸に向かって徒歩約 3 分のえのでんはうすでは、青い花の原画展とグッズ販売が行われていました。訪れていた男女比は半々くらい? という印象。

えのでんはうす プラレール
建物の前には江ノ電のプラレール。

青い花×江ノ電フェア ポスター 1 青い花×江ノ電フェア ポスター 2
ドアに貼られたポスター。江ノ電の中吊りと同じもの。江ノ島駅前の商店にも貼られていました。

訪れていたほかの方の邪魔はしたくなかったので、急いで撮ったため雑な写りですが、以下に展示物を。複製原画は各 2 点あり直筆サインが異なっていたのですが、なるべく見やすく反射の少ない方を選んでいます。

青い花原画 1 青い花原画 2 青い花原画 3 青い花原画 4 青い花原画 5 青い花原画 6 青い花原画 7 青い花原画 8 青い花原画 9 青い花原画 10

ポップとメッセージ帳。「あ」「お」「い」「は」「な」「え」…「え」?
青い花ポップ 青い花メッセージ帳

サインと、アニメのオープニング主題歌を歌う、空気公団からのメッセージ。
サイン 空気公団メッセージ

青い花に登場した、沿線の風景など。
青い花フェア鎌倉 青い花フェア由比ヶ浜 青い花フェア極楽寺 青い花フェア鎌倉高校前

藤が谷女学院の最寄り駅として作中に登場する架空の「藤が谷」駅ですが、ここで意外な事実を知りました。気になる方は下記をどうぞ。

続いて、フェア期間中限定の青い花コラボ「青いかき氷」を販売する、ゆうひ茶屋を目指したのですが、これが難儀しました…スマホで検索しても全然、場所が分からず、以前も同様に尋ねる人がいたという、江の島観光案内所でも詳細不明。結論から言うと江の島サムエル・コッキング苑の入り口左手前の広場にあり、どうやら新しく開店したばかりだったようですが、フェア開催のえのでんはうすに地図を掲示するとか、もう少し告知を考えていただきたかった。

青いかき氷ともあれ、イチゴとパインをのせ、ブルーのラムネ シロップに練乳を加えた青いかき氷と、本日の旅の道連れ、めんまさん (ねんどろいど)。おっと、彼女が登場していた作品の主題歌は、青い花じゃなくて「青い栞 (しおり)」でしたね、これは失敬。

腰越駅鎌倉高校前駅せっかくフリーパスで来たので、再び江ノ電に乗り、青い花 4 話「青春は美わし」であきらが演劇部の買い出しに来る腰越駅と、TARI TARI では白浜坂高校前駅としてオープニングやエンディング、登校シーンなどで幾度となく登場する鎌倉高校前駅を撮影。

西鎌倉ここで何を思ったのか私は、湘南モノレール西鎌倉駅までの徒歩移動を敢行…そして青い花 3 話「朝目覚めては」に登場する井汲さんの通学路を撮影しました…が、さすがに炎天下の中、鎌倉高校前からここまで往復するのは疲れましたね。

江ノ電鎌倉駅最後は江ノ電鎌倉駅構内を軽く撮って都内に戻り、この日は飲み会。

  • 青い花 舞台探訪 (聖地巡礼): 江ノ電 鎌倉駅 (後日掲載)

冒頭のポスター撮影のため所々、江ノ電の駅間も徒歩で移動しましたし、 歩き疲れた体に染み渡る 1 杯は最高の味でした。もっともこの時、急遽「夏色キセキ」の伊豆下田に行く羽目になってしまったのですが、その話はまたの機会に。

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