7月28日より、8月12日までの期間限定で「青い花×江ノ電フェア」が行われているとのことで、放送中のアニメ「TARI TARI」も同じく江の島が舞台だし、もうフェアは 3 日間しかない! というわけで、10 日に行ってきました。
思えばこの青い花は、聖地巡礼とか舞台探訪だとか言われる行為を始める遙か以前に、私が初めて作中の場所の存在を意識した作品だったかもしれません。そして、その世界観に惹かれ、いつか行ってみようと思いつつ幾数年。昨年より様々なアニメの舞台を訪れながらも、未だ未踏のままでした。そんな状況下、今回のフェア開催の情報。あの、花咲くいろはを作った P.A.WORKS の手による TARI TARI の放送も始まり、今行かなかったらいつ行くんです? と、今回ついに舞台へ足を運ぶ事となりました。
当日、まずは地元から小田急の新宿乗り継ぎの、江の島・鎌倉フリーパスを買い、藤沢へ。なにやら窓口で切符の購入と同時につり玉のスタンプ ラリー台紙をもらったので、ここで押してから江ノ電に乗り換え。やってきた現役最古参、青い花にもたびたび登場し、板張りの床もノスタルジックな 305F (編成) で江ノ島へ。
今回のフェアでは、江ノ電の全 15 駅それぞれに、青い花の名場面のポスターが掲出されています。すべて撮影してきましたので、以下に掲載します。駅により掲示位置がまちまちで、ラミネート加工の反射もあり見づらい写真ばかりとなってしまいましたが…。
藤沢駅 | 石上駅 | 柳小路駅 |
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鵠沼駅 | 湘南海岸公園駅 | 江ノ島駅 |
腰越駅 | 鎌倉高校前駅 | 七里ヶ浜駅 |
稲村ヶ崎駅 | 極楽寺駅 | 長谷駅 |
由比ヶ浜駅 | 和田塚駅 | 鎌倉駅 |
江ノ島駅では、青い花のポスターに加え、つり球のポップも。さらに江ノ電には TARI TARI のポスターが掲出されている駅もあり、1 つの路線で同時期に 3 作品とコラボというカオス状態です。
駅から片瀬海岸に向かって徒歩約 3 分のえのでんはうすでは、青い花の原画展とグッズ販売が行われていました。訪れていた男女比は半々くらい? という印象。
建物の前には江ノ電のプラレール。
ドアに貼られたポスター。江ノ電の中吊りと同じもの。江ノ島駅前の商店にも貼られていました。
訪れていたほかの方の邪魔はしたくなかったので、急いで撮ったため雑な写りですが、以下に展示物を。複製原画は各 2 点あり直筆サインが異なっていたのですが、なるべく見やすく反射の少ない方を選んでいます。
ポップとメッセージ帳。「あ」「お」「い」「は」「な」「え」…「え」?
サインと、アニメのオープニング主題歌を歌う、空気公団からのメッセージ。
藤が谷女学院の最寄り駅として作中に登場する架空の「藤が谷」駅ですが、ここで意外な事実を知りました。気になる方は下記をどうぞ。
続いて、フェア期間中限定の青い花コラボ「青いかき氷」を販売する、ゆうひ茶屋を目指したのですが、これが難儀しました…スマホで検索しても全然、場所が分からず、以前も同様に尋ねる人がいたという、江の島観光案内所でも詳細不明。結論から言うと江の島サムエル・コッキング苑の入り口左手前の広場にあり、どうやら新しく開店したばかりだったようですが、フェア開催のえのでんはうすに地図を掲示するとか、もう少し告知を考えていただきたかった。
ともあれ、イチゴとパインをのせ、ブルーのラムネ シロップに練乳を加えた青いかき氷と、本日の旅の道連れ、めんまさん (ねんどろいど)。おっと、彼女が登場していた作品の主題歌は、青い花じゃなくて「青い栞 (しおり)」でしたね、これは失敬。
せっかくフリーパスで来たので、再び江ノ電に乗り、青い花 4 話「青春は美わし」であきらが演劇部の買い出しに来る腰越駅と、TARI TARI では白浜坂高校前駅としてオープニングやエンディング、登校シーンなどで幾度となく登場する鎌倉高校前駅を撮影。
- 青い花 第 4 話 舞台探訪 (聖地巡礼): 江ノ電 腰越駅
- TARI TARI 舞台探訪 (聖地巡礼): 鎌倉高校前駅 (後日掲載)
ここで何を思ったのか私は、湘南モノレール西鎌倉駅までの徒歩移動を敢行…そして青い花 3 話「朝目覚めては」に登場する井汲さんの通学路を撮影しました…が、さすがに炎天下の中、鎌倉高校前からここまで往復するのは疲れましたね。
最後は江ノ電鎌倉駅構内を軽く撮って都内に戻り、この日は飲み会。
- 青い花 舞台探訪 (聖地巡礼): 江ノ電 鎌倉駅 (後日掲載)
冒頭のポスター撮影のため所々、江ノ電の駅間も徒歩で移動しましたし、 歩き疲れた体に染み渡る 1 杯は最高の味でした。もっともこの時、急遽「夏色キセキ」の伊豆下田に行く羽目になってしまったのですが、その話はまたの機会に。