先日の青い花×江ノ電フェア、翌週の TARI TARI スタンプ ラリーに続き 8 月の最終日、3 度目の江の島と鎌倉に行ってきました。
今回の切符は前回までと変えて、最初に新宿で小田急の江の島 1day パスポートを買い、藤沢へ。ここで JR の鎌倉・江の島パスを購入するという合わせ技にしました。この 2 枚を組み合わせると、江の島・鎌倉フリーパスの範囲に加え、湘南モノレールも乗り放題。そして江の島にある、サムエル・コッキング苑およびシー キャンドル・江の島エスカー・岩屋の 4 カ所が 1 日何度でも出入り自由になります。
江の島 1day パスポートは藤沢~片瀬江ノ島間は乗り降り自由なので、JR の鎌倉・江の島パスは買いましたが、再び藤沢から小田急に乗り、まず片瀬江ノ島へ。人の少ない早朝のうちに、前回撮り損ねたり、人混みの中だった写真を撮り直しました。あと、3 回目の江の島にして初めて、旅するイエデンワを決行! 早朝ながら、サーファーの兄ちゃんにガン見されて恥ずかしかったです。
TARI TARI キー ビジュアル カットにて。発信し TARI、着信し TARI (クリックで拡大)。
ここで、ようやく先ほどの鎌倉・江の島パスを取り出し、江ノ電の江ノ島駅から和田塚に向かいます。終点の鎌倉の 1 つ手前、この駅は青い花 8 話「恋は盲目」で、杉本先輩にあきらが連れて行かれる甘味処があります。
門が線路に面し、レールをまたいで出入りするという普通では考えられない入り口も、江ノ電沿線ならでは。有名店のため日中は行列するそうで、この日は開店と同時の一番乗りで、作中に登場するクリームあんみつを堪能してきました。定休日や営業時間、その他のメニューはお店のサイトに記載があるので、訪れる前の確認をおすすめします。
和田塚を後にした次は、再び江ノ電に乗り鎌倉へ。JR 横須賀線に乗り換え 1 駅、北鎌倉で降りました。ここは青い花 1 話「花物語」に登場するあきらの通学路と、TARI TARI で沖田紗羽の家のモデルとなっている浄智寺 (じょうちじ) の最寄り駅となっています。それぞれ反対の方角のため、双方を回るには少し歩きますが、駅前の特徴的な風景も意識しつつ、散策してみてください。
- 青い花 第 1 話 舞台探訪 (聖地巡礼): 北鎌倉駅および周辺
- TARI TARI 舞台探訪 (聖地巡礼): 北鎌倉 浄智寺 (後日掲載)
ここで困ったことに私は前記の通学路を経て、浄智寺に着いたところで急に体調が悪化…というのも実は前夜、撮影ポイントの下調べて寝たのが 3 時過ぎ、始発で出るため 4 時前起きと、30 分弱しか寝ていなかったのです。おかげで暑さにやられ気持ち悪くなってしまいました…。
しかし熱中症の可能性も考慮し、スポーツ ドリンクを摂取しつつ江ノ電で座って江ノ島まで戻ったところ、何とか気分は回復。そして、そうと来れば TARI TARI スタンプ ラリー再び! すでに午後を過ぎ、スタンプの引き替えは 16 時半までですから、急いで江の島を回らねばなりません。さっきまでへばっていたのに、我ながら何をしてるのやら。
幸いこの日は小田急の江の島 1day パスポートを買っていましたから、エスカーも乗り放題。このエスカー、以前はどんな乗り物かと思い、要するに江の島の頂上に至る有料のエスカレーターと知った時は、その料金への反抗心から毎回階段を駆け上がっていました。しかし今日はコンディション整わぬ体をむち打って階段を使わずとも、切符にコミの料金で何度でもエスカーが使える! 1day パスポートを買っておいてよかったです。
エスカーも使い、時間ぎりぎりで何とかスタンプ ラリーを終えた後は、JR の鎌倉・江の島パスを使い、TARI TARI 第 3 話「振ったり 出会ったり」に登場した湘南江の島駅より、湘南モノレールに乗車。
このモノレール、今回初めて乗りましたが、民家を眼下に走っていると思ったら木々の緑に突っ込み、トンネルあり高低差あり、しかも全線単線なのに速度も出すので、まるでジェットコースターのよう。鉄道趣味的にも、なかなか興味深い路線でした。
そしてモノレール乗車の目的は、西鎌倉駅から前回訪れることのできなかった、井汲さんの通学路の階段を探すこと…だったのですが、残念ながら見つけられずタイム アップ。湘南江の島に引き返しました。
さて、なぜ時間切れで引き返したかと言うと、この日は江の島岩屋が 18:00 までで、それまでに入場したかったから…なのですが、西鎌倉で油を売りすぎたため間に合わずorz 暮れゆく江の島の海で、途方に暮れる私…。
仕方ないので最後に、夜のサムエル・コッキング苑とシー キャンドルを見て帰ることにしました。8 月最後の今日まで、コッキング苑および島内は江の島灯籠を実施しており、さらにこの日は 3 年に 1 度程度訪れる、ブルームーンという同月中に 2 度満月の起こるタイミング。シー キャンドルから見下ろす相模湾の波に砕ける明るい月も、園内から弁天橋に至る帰途の灯籠の数々も、とても幻想的でした。
なにやら園内に中国様式の空間があり、これは何? と思ったのですが、藤沢市の友好都市である中国昆明市より寄贈された四阿 (あずまや) との事。
そして園内の自販機で買ったリボン シトロンが、なぜかペルソナ 4 だった…。
江の島を去る際には、再び湘南モノレールに乗車。目白山下駅で下車し、TARI TARI 第 8 話「気にしたり 思いっきり駆け出したり」で紗羽が父親とタクシーで帰る道を撮って、本日は撤収。そのまま終点の大船まで出て、横須賀線で鎌倉に戻り、江ノ電で藤沢まで乗り通し小田急に乗るという、ずいぶん無駄な乗り鉄をしながらの帰路でしたが…。
- TARI TARI 第 8 話 舞台探訪 (聖地巡礼): 目白山下駅周辺 (後日掲載)
いやはやしかし、舞台探訪においては訪れるポイントや順序に撮影角度などもですが、何より体調管理はきわめて重要ですね…今回それを痛感しました。せっかくのルートとタイムテーブルを構築しても、体を壊してへばっていては元も子もない。今後は、このようなことのないよう自己管理を徹底したい次第…。